巻き爪外来のご案内 家庭医診療科(内科,皮膚科,小児科)より    トップページへ

 巻き爪は足の爪の端が曲がってしまう事で,陥入爪は曲がってしまった爪が指の肉に食い込んで腫れて痛くなったものです.巻き爪の原因は深爪,足に合わない靴,足をぶつけた事などがあります.
 今回高反撥ワイヤーを用いた治療を紹介します.爪矯正といわれ端の曲がってしまった爪はUの字をしている事が多いと思います.これに対して曲げるとまっすぐに成ろうとするワイヤーを爪の彎曲に内側から添わせる様につけて曲がりを矯正します.ワイヤーを爪につける為に爪に穴を二つ開けて爪の中央部で一度爪表面に出します.これを何度か繰り返す事で爪の変形は矯正されていきます.早い時は数日で痛みは改善しますが,巻き方の強い場合は1年ほどかかる事もあります.
 爪矯正は治療に時間がかかりますが,手術と比べると痛みが無い事,短時間で出来るという長所があります.巻き爪の手術での治療は再発が多くまた痛みが出てきます.原因が無くならなければ爪矯正をしても再発する事がありますが,痛みの出る前に再度治療が出来るため,痛くなる事を防ぐ事が出来ます.爪矯正で再発された方が手術を希望される事はほとんどありません.
 ワイヤーの短所は,強い力を持っているので爪の端が割れてしまう事です.その場合,陥入爪の治療をしながら延びるのを待ちもう一度入れます.
 この治療方法は自由診療となりますが,陥入爪については従来通りの保険診療(整形外科的な処置方法)も行っておりますのご相談くださいませ.
 巻き爪は症状の無い人も多いですが,一度陥入爪になってしまうと痛みは強いものです.お困りの方は家庭医診療科までご相談くださいませ.